クリーニング店経営のヒント

リピート率アップ
経営のヒント3

来店頻度をアップとは?

クリーニング店舗における売上の公式とは

売上=来店客数×客単価×来店頻度

で分解することができますが、来店頻度を高めるためには、「仕上がったクリーニングを早めに引取りにきてもらう習慣」をお客様につけていただくことが必要となります。

クリーニング店だけでなく、店舗型ビジネスの経営効率を分析する際に大切な指標の1つが「坪効率」ですが、実は、仕上がり日からどれだけ早くクリーニングをお客様が引取ってくれるかは、この坪効率と最終粗利に大きく影響を及ぼします。

多くのクリーニング店は駅前や、住宅地でもある程度目立つところに立地しています。ということは賃料も少し高めになりますが、その「賃料の高い限られたスペース」をお客様が引取りに来てくださらないクリーニングで埋め尽くされることは、最も経営効率を落としてしまうのです。
引取り日からある一定期間以上経過したクリーニングについては、バックスペースの奥の方に追いやられることになり、引渡し時に探し出すのも一苦労となるため人件費も余分にかかってしまいます。

仕上がり品の保管にメリットはありません

クリーニング店経営のポイント、それは「いかにして引き渡し日から期間を経過せずにクリーニングをお客様が引取ってくれるか」にかかってきます。

早めに引取りにきていただくための施策としては、
・仕上がり日を含めて3日以内に引き取ってくださったら次回3%オフの得々カードをプレゼント
というようなものがポピュラーですが、お客様側の本音としては、「仕事帰りに寄ろうと思っても閉まっているから引取りに行きたくても行けない」というところにあります。

このため、競合クリーニング店舗は営業時間を延ばしたり、終電が終わる時間まで引き渡しだけはできるようにしたり、引渡し専用のロッカーを設けて24時間使えるようにしたり、などと様々な工夫をしています。 
最近ではコンビニなどで送り・受取りができる宅配型クリーニング店が台頭してきていますが、これは「クリーニングの受け渡しのために、短い営業時間に合わせてお店に行くのは面倒くさい」というお客様に支持されているからなんですね。 

また、そもそもお客様は、「引渡し日以降長い期間クリーニングを引取りに行かないことが、そんなにお店に迷惑をかけているとは思っていない」というのが本音なので、店頭に思い切って「早めのお引取りにご協力ください」「助けてください」という内容のメッセージを書き、お客様のご協力を仰ぐということも有効です。

とあるクリーニングチェーンでは少々大胆に、「お引取り日から1ヶ月以上経過したら、1点につき毎日50円を火災保険料として請求させていただく」と店頭とチラシに明記することで、お客様に「早く引取りにきてくださいね」というメッセージを送っています。 

クリーニング店は、仕上がり商品を引取りに来るときに、また新しい洗濯物を出してくださる、という循環型ビジネスです。 
お客様の来店頻度を高め、早めに仕上がり商品を引き取ってもらうことこそが、次の発注につながるという点を意識して、坪効率の高い健全な経営を目指していきましょう。

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