クリーニング店経営のヒント

販促・キャンペーン
クリーニング店ではLTV(ライフタイムバリュー)ごとに
「シークレットセール」を実施する

クリーニング店が季節ごとに「セール」を実施すると、多くのお客様がご来店してくださります。お店側としては嬉しい限りですが、ご利用されるお客様にとっては店頭で「待たされる」ことが多くなり、イライラが募ります。

通常と違い、多くのお客様が割引を狙って大量のクリーニングを持ち込まれるため、お客様一人一人への対応時間がかかり、かなりお待たせしてしまうこととになりますからね。そこでおすすめしたいのが、「お客様のLTVごとにシークレットセールを開催する」ことです。LTVとはライフタイムバリューの略です。「これまでに累計でこのお客様が我がクリーニング店にいくらの売上をもたらしてくれたか」と考えていただければ結構です。新規客も既存客もひっくるめて、全てのお客様を対象として○月○日~○月○日まで20%割引などのキャンペーンを開催するのではなく、

・LTVが50万円以上のお客様は○月○日からの○月○日までのキャンペーン
・LTVが10~50万円のお客様は○月○日から○月○日
・LTVが10万円未満のお客様は○月○日から○月○日

などのように、お客様ごとに時期をずらしながら「シークレットセール」を開催するのです。
こうすることで、お客様の同一期間での殺到を防ぎ、店頭でお客様を必要以上にお待たせしないオペレーションが実現します。

もちろん、お客様ごとにお送りするハガキには特別感を出すために「店頭セールに先駆けて、会員様だけに特別料金にて衣替えクリーニングをご提供します。
店頭セールの混雑前に、お待たせすることなくクリーニングをお預かりできます」「店頭セールでは20%の割引ですが、お客様には特別に25%割引をご提供します。他のお客様にはお伝えにならないでくださいね」などのメッセージを添えて、お客様に優越感を感じていただけるようにしてくださいね。

「休眠顧客」だけを対象としたセールも開催する

「RFM分析」などを行うことにより、我がクリーニング店にとって重要なお客様はだれか、ということを明らかにできます。ぜひ実施してみていただきたいのが、

R:Recency ・・・直近ご利用日:直近でご来店いただいたのはいつか?
F:Frequency ・・・来店頻度:どれくらいの頻度でご来店いただいているか?
M:Monetary ・・・利用金額:ある期間において、いくら使ってくださったか?

の3つの視点のうち、Rの「最後にいつ当店をご利用いただいたか」という視点からお客様をセグメントした「休眠顧客セール」です。RFM分析についてはこちら

これまでは頻繁に我がクリーニング店をご利用いただいていたお客様が、急に来られなくなった、ということは、ほぼ間違いなく他店にお客様を奪われてしまっています。この「休眠客」を再度呼び込むために、「このおハガキは、以前当店をご利用いただいていたお客様にお送りしています。ぜひ、もう一度当店をご利用いただきたく、今回は特別割引特典をお付けしました。この特典をご利用いただくだけでも結構です。ぜひ、もう一度当店にクリーニングを出しにいらしてください」と正直にメッセージを書いてみましょう。できればお客様ごとに「過去によく利用されていたクリーニングメニュー」の割引を提供できればベターです。難しい場合でも「自店のウリ」をしっかりと書くようにしてください。

当店はワイシャツの簡単なしみ抜きは無料です。
クリーニング時にボタンが取れてしまった場合なども、当店のボタンでよろしければ、無料でお付けいたします。
平日お預かり、平日お引き取りの場合は、クリーニング特急料金を半額にして承ります。

など、「そういえばあのクリーニング店のあのサービスは、地味にありがたかったな」とお客様に思い起こしてもらえるようにするのです。

休眠顧客対象セールも、土日や夕方などの混雑を防ぐために、平日のお預かり/お引き取りの場合は更に特典がアップするなどの工夫をしてみてください。
クリーニング店にとって、多くの売上を立てることができるセールは、実はお店が混雑することによってお客様の満足度を下げてしまう可能性がある、という諸刃の剣です。ぜひ、セール開催期間をお客様ごとに分けて告知することで来店を平準化し、顧客満足度を高めるように工夫をしてみてください。レジが3台以上あるような中型~大型店では、「お預かり点数5点以下のお客様優先レジ」などを設けておくことで、セールを利用しないお客様をスピーディに接客することが可能となります。こちらもぜひ試してみてください。

クリーニング店経営に役立つ資料を無料ダウンロード

クリーニング店を経営されている方、これから独立をお考えの方に向けて、様々な参考資料を無料で提供しております。

ページの先頭へ