クリーニング店経営のヒント

販促・キャンペーン
「自店の魅力の整理」が集客数をアップする

売上=客数×客単価

クリーニング店の売上の公式は、客数×客単価ですよね。客数をもう少し分解すると、客数×リピート率となります。
クリーニング店経営者の方は、頭の中ではこの公式を当然と感じられることでしょう。でも、実際にお客様のリピート率を高める手段は?と聞かれると、割引キャンペーン以外の手段が口から出てこない方がいらっしゃるかもしれません。

他のコラムでも何度かお伝えしていますが、お客様はクリーニング店が実施する通常の割引キャンペーンには飽きてしまっています。
もちろんすごく高い割引率を提示すれば、キャンペーン実施時はお客様が店舗に殺到されるでしょうが、対応すべきお客様数が増える割には粗利率が低いため、経営的には少し厳しくなるはずです。

割引以外の魅力とは?

今回は、他業界の例を見ながら、対策を考えてみましょう。
まず、あなたが好きでよく行かれる飲食店を思い浮かべ、そのお店を知らない友人に、そのお店のことを言葉に出しておすすめするシーンを想像してください。
例えば、あなたが「刺身居酒屋の魚まさ」を友人におすすめする際には、「居酒屋」<「刺身を出す居酒屋」<「その日の朝に獲れた魚を漁港から空輸で運んで新鮮なまま食べさせてくれる刺身居酒屋」の順で、魅力度が増していきますよね?
自分が好きで行っているお店を友人におすすめするからには、「なぜ自分はその店を好きなのか?」や「他の店ではなく、その店に行き続ける理由」が必ずおすすめの言葉の中に強く出てくるはずです。

逆に言えば、この魚まさに行く理由=魅力がなければ、あなたは他の居酒屋さんにフラッと浮気をしてしまう可能性が高くなる、ということですよね。

では、あなたが経営しているクリーニング店をご友人におすすめしてみてください。
「クリーニング店」以外におすすめするキーワードが出てくるでしょうか?「うちは飲食店じゃないんだから、そんなにおすすめのキーワードが出てくるはずがない」と諦めないでくださいね。

クリーニング店を選ぶ際の情報源

厚生労働省が発表している「クリーニングサービスに関する利用者調査」によると、20代・30代の若い方がクリーニング店を選ぶ際の情報源として
①通勤や買い物等の時に見つける(男性:34.1% 女性35.8%)
②近隣の方からの口コミ(男性22.6% 女性28.5%)

が上位に挙がり、次に

③新聞の折り込みチラシ(男性12.4% 女性15.7%)
④パソコンでインターネット検索(男性11.3% 女性7.1%)
と続きます。平成23年の調査ですが、回答者数が7,729人いますので、かなり消費者の実態を反映している結果と言えるでしょう。今調査をすればパソコンによる検索はもう少し率が高くなっているかもしれません。

この調査結果を見ると、②の口コミで店を見つける方は、「このクリーニング店は〇〇が良いからおすすめですよ」と誰かに聞いて、その店を訪れているということになりますね。この「〇〇がおすすめ」の部分が御店にないのだとしたら、誰も口コミをしてくれない、つまり新規客が集まらず、離脱客が多くなってしまうと、店の経営が立ち行かなくなってしまう危険性が高い、ということです。

「あの店はいつも割引キャンペーンをやっているよ」という口コミを作ることはできなくはありませんが、前述の通り、割引ばかりしていては、経営が厳しくなりますよね。
では、お客様が御店を近隣の方に口コミしてもらうためにはどうしたら良いのでしょうか?答えはカンタンです。お客様に聞いてしまえば良いのです。

次回割引キャンペーン時に、「今回の割引は、このアンケートに記入をしてくださった方に限定させていただきます」とします。そのアンケートには「私が〇〇クリーニングを使っているのは_______だから ※割引以外の理由をご記入くださいね」と書いておきましょう。
つまり、自店のウリは自分の頭からひねり出そうとするのではなく、お客様に教えてもらえば良いのです。

このアンケート結果を、集計後にPOPにして店内・店外に貼り出しておけば、自然と口コミや新規のお客様獲得につながると共に、既存客の方にも「ああ、改めて考えてみると、このクリーニング店はここが良いな。今後も通い続けよう」と御店の魅力を再認識してもらうことに繋がることでしょう。

割引キャンペーンには中毒性があります。どんどん強いクスリにしないと効かなくなってしまう前に、自店のウリをお客様から聞きだし、お客様数アップにつなげましょう!

クリーニング店経営に役立つ資料を無料ダウンロード

クリーニング店を経営されている方、これから独立をお考えの方に向けて、様々な参考資料を無料で提供しております。

ページの先頭へ