独立開業への道

~これだけは知っておきたいサロン開業のポイント~

第3回サロン開業時に加入しておくべき損害保険

1.火災保険 ~店舗を借りたらまずは火災保険に入りましょう~

火災保険の目的

店舗の内装(壁・床・天井)や設備(セット面・シャンプーブース・美容器具など)が壊れたり、汚れたりした場合に、それを元に戻すための修繕費用を確保するためです。また、賃貸借契約書上でも退居時には「原状回復」を求められている場合が多く、火災などで退居せざるを得ない場合でも「元通りにしてから退居して下さい」という約束事がありますので、そのためにも加入は必須です。

どんな時に使えるか

例)
火災・爆発・空き巣による破損・汚損
自然災害(落雷・台風・大雨・大雪など)による破損・汚損
不測かつ突発的な事故による破損・汚損

加入のタイミング:賃貸契約をする時

賃貸契約が始まると、そこで起きたことに入居者の責任が発生する場合がありますので、賃貸契約の始まりと同時に保険がスタートされることが理想です。

2.賠償責任保険 ~美容業向けの賠償責任保険に入りましょう~

賠償責任保険の目的

お客様へ損害を与えてしまった場合、お店側は法律上(刑事・民事)・道義上の責任を負うことになります。
刑事上…刑罰(懲役刑・禁固刑・罰金刑・科料刑)
民事上…慰謝料や休業損害の賠償請求
道義上…社会的・倫理的な責任
賠償責任保険は上記のうち「民事上」の部分を補填するものです。 ※「刑事上」の責任を追うことは稀です。

どんな時に使えるか

例)
店舗内でお客様にケガをさせた場合
薬液により、お客様の皮膚に炎症が起きた場合
施術により、お客様の衣服を破損・汚損させた場合

保険金の対象になるもの:

治療費・慰謝料(一部)・休業損害・治療に関する交通費・衣服のクリーニング代または弁償代(一部)

賃貸契約が始まると、そこで起きたことに入居者の責任が発生する場合がありますので、賃貸契約の始まりと同時に保険がスタートされることが理想です。

加入のタイミング:

オープン前 お店の内装工事などのスケジュールに基づいて、オープン日が決まったら、その日に合わせて保険がスタートできるようにしましょう。

加入スケジュール:

物件確保→融資確定→火災保険加入→賃貸契約→内装工事→賠償責任保険加入→オープン

開業予定の方、創業計画書を作りたい方は税理士法人西川会計へご相談下さい。

税理士法人 西川会計 プロフィール

サロン経営のプロとしてサロン業界の発展とともに歩んできた、税理士法人西川会計。
事業計画書の作成や開業資金の調達・開業準備のポイントなどサロン経営に 40 年携わってきた実績とノウハウ武器に、サロンの商売繁盛をサポートいたします。

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