ビギナーオーナーのためのサロン計数管理

第1回いよいよ確定申告の到来!

確定申告の時期になりました。確定申告は1年間のサロンの儲け(所得金額)を計算して、それに応じた税金を納める手続きです。

確定申告が必要となるのは、

自分でサロンを経営している個人事業主の人
面貸しや、業務委託サロンで働いている人
家賃収入のある人
2か所以上から給与を取得している人 などです。

確定申告には青色申告と白色申告があります。青色申告には青色申告特別控除(65万円)という特典があり、節税の為にも青色申告で確定申告をすることをお勧めします。
青色申告の適用を受ける為には、まずは届出が必要です。開業したてのかたは2か月以内に届出を出せば、開業時から適用を受けることができます。既に開業して時間が経っているかたは、今回の確定申告のときに一緒に提出してください。
青色申告はその特典を受ける代わりに、複式簿記による記帳が義務付けられていますが、売上と経費と現金をきちんと管理し、会計ソフトなどに入力していけば怖れることはありません。是非チャレンジしてみてください。

売上 - 必要経費  =  利益 ←(事業所得) ここから65万円控除できるのです。

もうひとつの特典としては、夫婦でサロン経営をしているような場合に、配偶者への給与を必要経費にすることができる専従者給与というものがあります。適用を受けるためには、こちらも届出が必要です。

必要経費の注意点!

確定申告をするうえで経費として認められるものは、サロン経営していくうえで必要となるものに限ります。通帳から電気・水道・ガス・インターネット通信費等が引落しされていると思いますが、サロンの経費とプライベートのものは明確に区分しなければなりません。はじめから銀行口座を、サロン用と、プライベート用に分けておくことで、確定申告は楽になります。
どうしても分けられない携帯電話代や、車の関係費(自動車保険・ガソリン代・車検・駐車場代)などは、利用量などに応じて按分して計算する必要があります。

税金を払いたくないばかりに、本当は経費でないものまで経費として計上して利益が出ていないように申告してしまう人も多くいるようです。しかし、確定申告は税金のためばかりではありません。提出された確定申告書はサロンの実績を対外的に証明するものとなります。儲かっていないお店には銀行さんもお金を貸したくないですよね。適正に申告することで、社会的な信用を積み上げていけますので、正しく、そして期限内に申告をしましょう。

青色申告と白色申告の違い

  青色申告 白色申告
特典 1. 最高65万の特別控除
2. 家族への給与が必要経費になる
3. 減価償却の特例が受けられる (30万未満の備品→一括で経費になる)
4. 赤字損失を3年間繰越控除できる
配偶者86万/その他の家族50万まで
記帳の義務 複式簿記による帳簿の作成(取引の原因と結果に着目する) 単式簿記による帳簿の作成(取引の結果のみ)
帳簿等の保存 売上帳簿・請求書・経費の領収書 5年間 青色申告と同じ
決算書の作成 損益計算書、貸借対照表 収支内訳書

届出書の期限

届出書 提出期限 提出先
青色申告承認申請書  1月16日以降:開業した日から2ヶ月以内 税務署
1月1日~1月15日の開業:3月15日まで 税務署
個人事業の開業届出書 開業した日から1ヶ月以内 税務署
所得税の納税地の変更届 お店を納税地とする場合 税務署
個人事業開始届出書 開業した日から1ヶ月以内 都道府県税事務所
青色専従者給与に関する届出書 専従者に支払うようになった日から2ヶ月以内 税務署

 

サロンの計数管理は 税理士法人西川会計 へご相談下さい。

税理士法人 西川会計 プロフィール

サロン経営のプロとしてサロン業界の発展とともに歩んできた、税理士法人西川会計。
事業計画書の作成や開業資金の調達・開業準備のポイントなどサロン経営に 40 年携わってきた実績とノウハウ武器に、サロンの商売繁盛をサポートいたします。

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