ビギナーオーナーのためのサロン計数管理

第16回売上を分析する方法(サロン編)

売上の分析方法にはいろいろな方法があり、いろいろな見方があります。
現状の売上を分析することによって、サロンの強みと弱みが分かれば、売上を伸ばすことにつながります。
さらにいろいろな見方で売り上げ構成をみることにより、今後の経営の具体的な戦略を立てることが出来ます。
それでは今回はサロン内での売上分析についてご紹介します。

※各売上分析をする場合には、「売上=客数×客単価」という構成を考えながら行ってください。

1.現状の売上の構成を把握しましょう。

1)
スタッフ別売上
分類:
店長、チーフ、スタイリスト〇〇・・・
スタッフ各人の売上金額、内容を確認し、スタッフ各人の可能性を追求しましょう。
具体例:
Aさんの客単価が低いので、カラー・パーマをすすめるためにお客様を棚卸して、可能性のないお客様以外のお客様全てにスタイル提案をするための計画を立てる。
2)
曜日別売上
分類:
月~日曜日
忙しい曜日は効率よく出来る方法を考え、暇な曜日の時間を有効に使う方法を考えましょう。
具体例:
暇な曜日にキャンペーンを企画する。次回予約時に比較的空いている曜日を案内する等。
3)
時間帯別売上
分類:
店舗開店時間から閉店時間までの2時間単位
忙しい時間は効率よく出来る方法を考え、暇な時間帯は有効に使える方法を考える。
具体例:
午前中が込み合うようでしたら営業時間を1時間前にずらす。
夕方から込み合うようでしたら営業時間を1時間後にずらす。
暇な時間にカラー(リタッチのみ3週間以内等)の値引きをする。
4)
店舗別
分類:
本店、〇〇支店・・・
店舗ごとに売上の傾向を調べる。
具体例:
ブランド名を変え、店のコンセプト・ターゲットを変える。
不採算店舗の改革、クローズ検討等
5)
技術別売上
分類:
カット、カラー、パーマ、トリートメント、ヘッドスパ等
技術の顧客構成比率、売上構成比率
具体例:
顧客構成比率の目標設定をする。(カラー比率40%・パーマ比率30%等)次回に継続してもらえるようなキャンペーンをする。
新メニュー、スタイルの提案をする。
6)
商品別売上
分類:
シャンプー、トリートメント、スタイリング剤等
商品ごとに売上を把握する
具体例:
売れ筋商品を把握する。
お客様に必要な商品をピックアップし、売上目標設定をする。

このようにサロン内での売上分析をすることにより、経営計画をより具体的に立てることが出来ます。経営計画を立て目標を設定したら、必ず目標をチェックできる機能(朝礼で今日の目標を発表し、終礼で結果を発表する等)を準備してください。
目標を立てても結果が出ない原因はそこにあります。
売上分析に基づいた目標を設定し、あきらめずにチェックすることができれば、必ず売上が、上がっていくと思います。

経営の根源は売上ですので、このようにいろいろな角度から分析ができれば、今後サロンが発展できるでしょう。

次回は、お客様の売上分析についてお話します。

サロンの計数管理は 税理士法人西川会計 へご相談下さい。

税理士法人 西川会計 プロフィール

サロン経営のプロとしてサロン業界の発展とともに歩んできた、税理士法人西川会計。
事業計画書の作成や開業資金の調達・開業準備のポイントなどサロン経営に 40 年携わってきた実績とノウハウ武器に、サロンの商売繁盛をサポートいたします。

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