ビギナーオーナーのためのサロン計数管理

第17回売上を分析する方法(お客様編)

売上の分析方法にはいろいろな方法があり、いろいろな見方があります。
現状の売上を分析することによって、サロンの強みと弱みが分かれば、売上を伸ばすことにつながります。
さらにいろいろな見方で売上構成をみることにより、今後の経営の具体的な戦略を立てることが出来ます。
それでは今回はお客様の売上分析についてご紹介します。

1.現状の売上の構成を把握しましょう。

1)
男女別売上
分類:
男性、女性
男性が多いと来店サイクルが短いが客単価は低くなる。また土日祝日に込み合う。再来店率が高くなる。女性が多いと来店サイクルが長くなるが客単価は高くなる。再来店率が低くなる。
男性20%、女性80%が丁度よいと言われている。
具体例:
女性客の割合が低い場合は、女性客の集客に力を入れバランスを良くする。
2)
年齢別売上
分類:
小学生未満、小学生、中学生、高校生、大学生(短大・専門学生を含む)
20代前半、20代後半、30代前半、30代後半、40代前半、40代後半
50代、60代、70歳以上
自サロンの得意とする年代、不得意な年代、これからの客様の年齢推移を知る。
具体例:
得意とする年代に力を入れる。力を入れたい年代の集客目標を立てる
3)
地域別売上
分類:
赤羽1丁目、赤羽2丁目、赤羽3丁目、赤羽西1丁目、赤羽西2丁目
赤羽南1丁目、赤羽南2丁目、志茂1丁目、志茂2丁目、岩淵町1丁目
など地域別にどこからの来客が多いか、どこからの集客が弱いかを知る。
具体例:
来店の多い地域にターゲットを絞り集客する。あまり知られていない地域に広告をする。
4)
職業別売上
分類:
会社員、会社役員、主婦、パート、大学生、高校生、公務員、技術職
職業により来店できる曜日・時間がだいたい決まっている。
また、職業により美容室に使える金額も変わってくる。
ヘアスタイルもどこまで良いか職種によって変わってくる。
具体例:
会社員が多いのであれば、営業時間を平日は夜にシフトする等、お客様の生活時間帯に合わせていく
5)
来店サイクル別売上
分類:
1ヵ月に1回超、1ヵ月に1回、2ヵ月に1回、3ヵ月に1回、4ヵ月以上に1回
来店サイクルを縮める目標を立てる
具体例:
3ヵ月サイクルのお客様を2ヵ月サイクルにスタイル提案をして縮める
6)
1回当たり技術単価別売上
分類:
5,000円未満、5,000円以上、8,000円以上、10,000円以上、15,000円以上、20,000円以上
客単価の分布を知ることで、どの客単価のお客様の客単価UPを行っていくか戦略を考える
具体例:
カットのみのお客様にカラー・パーマ等を勧めて客単価を上げる
7)
個人別年間売上
分類:
50,000円未満、50,000円以上、80,000円以上、100,000円以上、150,000円以上、200,000円以上、300,000円以上
サロンの売上に貢献してくれているお客様をピックアップして、そのお客様が失客にないようにする
具体例:
VIPのお客様へのサービスの強化をする等

このようにお客様の売上分析をすることにより、経営計画をより具体的に立てることが出来ます。経営計画を立て目標を設定したら、必ず目標をチェックできる機能(朝礼で今日の目標を発表し、終礼で結果を発表する等)を準備してください。
目標を立てても結果が出ない原因はそこにあります。
売上分析に基づいた目標を設定し、あきらめずにチェックすることができれば、必ず売上が、上がっていくと思います。

経営の根源は売上ですので、このようにいろいろな角度から分析ができれば、今後サロンが発展できるでしょう。

サロンの計数管理は 税理士法人西川会計 へご相談下さい。

税理士法人 西川会計 プロフィール

サロン経営のプロとしてサロン業界の発展とともに歩んできた、税理士法人西川会計。
事業計画書の作成や開業資金の調達・開業準備のポイントなどサロン経営に 40 年携わってきた実績とノウハウ武器に、サロンの商売繁盛をサポートいたします。

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