ビギナーオーナーのためのサロン計数管理

第32回サロンの会計を経営に役立てる

サロンの経営に会計を役立てるには、正確なデータをより早く収集することが大切です。
確定申告時には、税務申告をするために期間損益計算を正しく行っていますが、期中はなかなか同じような処理をしていないことが多いと思います。
簡単な方法でも良いので正しいデータをスピーディーに処理しましょう。

税務申告までの間、経営判断ができる会計の方法を紹介します。

Ⅰ.正確なデータを収集する。

1.
収入も経費も確定時の会計処理をします
売上の処理

お客様を施術又は商品を販売した場合にクレジットカード、ポイント等で支払われることがあります。入金はその時点ではありませんが、後日振込等で入金されます。その時は現金で売上げたものだけでなく、クレジットカード等で支払われたものもその日の売上として計上します。

仕訳例

現金売上 100,000円、クレジットカード売上50,000円の場合

借方 現 金 100,000円 / 貸方 売 上 150,000円

売掛金 50,000円

クレジットカード決済時
借方 普通預金50,000円 / 貸方 売掛金50,000円

仕入の処理

仕入も支払時に仕入として経費計上するのではなく、納品時に仕入として計上します。決算時は納品ベースで経費計上することは必要ですが、最低でも期中は請求書ベース処理をするようにしましょう。

仕訳例

材料商品を100,000円分納品した場合

借方 仕 入 100,000円 / 貸方 買掛金 100,000円

ディーラーに1000,000円支払った時
借方 買掛金 100,000円 / 貸方 現預金 100,000円

経費の処理

経費に関しても支払い時ではなく、購入時又はサービスの提供を受けた時に計上しましょう。

仕訳例
クレジットカードで50,000円のプリンターを購入した場合
借方 備品消耗品費 50,000円 / 未払金 50,000円

クレジットカード決済がされた場合
借方 未払金 50,000円 / 未払金 50,000円

2.
棚卸を毎月行う

棚卸を毎月行わないと正確な会計にはなりません。
棚卸とは、購入したがまだ売り上げに貢献していない(未使用)材料・商品を金額に換算して仕入、経費から差し引きして正しい原価を算定します。
決算期でない期中の棚卸に関しては、概算でも良いので必ず毎月行うことをお勧めします。

計算式
前月末棚卸+当月仕入-当月棚卸=売上原価

Ⅱ.最新のデータを収集する

古い会計データでは経営の判断はできません。
前回にお話したように、ネットを使用した会計処理等を利用し、なるべくタイムリーな情報を収集しなくてはいけません。
期中においては、厳密な会計処理よりも経営者にとっては、早く情報を収集することの方が大事になってきます。

重要性 正確なデータ<最新のデータ

サロンの計数管理は 税理士法人西川会計 へご相談下さい。

税理士法人 西川会計 プロフィール

サロン経営のプロとしてサロン業界の発展とともに歩んできた、税理士法人西川会計。
事業計画書の作成や開業資金の調達・開業準備のポイントなどサロン経営に 40 年携わってきた実績とノウハウ武器に、サロンの商売繁盛をサポートいたします。

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