ビギナーオーナーのためのサロン計数管理

第36回経営計画を立てよう!(問題と課題の整理)

経営計画を策定する目的は「あいまいだった問題と課題を整理し、現状すべきことを明確にすること」です。
具体的に作り方についてご説明していきます。
まずは問題と課題を整理しましょう!
問題と課題を整理するにあたって「問題」と「課題」の違いについてお伝えします。
問題とは放置しておくとサロンに悪影響を及ぼすことです。
課題は目標に向かってサロンがクリアすべきハードルです。
現状サロンで起きていることを思いつく限り書き出し、書き出したものを問題と課題に整理しましょう。整理することが出来たら、問題を解決する方法と課題を達成する方法、「具体的対策」を立てましょう。問題と課題を整理することでサロンの現状がどうなっているか理解することができ、具体的対策を立てることでこれから何に取り組むべきかがはっきりします。

具体例

売上計画

問 題
  • 既存客のリピート率が悪い
  • ネット広告の利用により 広告費が増加している
課 題
  • POSレジの顧客情報を分析し、来店周期を縮める
  • 売上を増加させながら 広告費を減少させる
具体的対策
  • 既存客にあったスタイルを提案することで来店周期を縮める
  • 既存客に特別感・限定感を出し紹介を増やしてもらう為に、無料モニター会に招待する

教育計画

問 題
  • アシスタントの練習時間が短い為、スタイリストになるまでの期間が長い
  • 人件費に占めるアシスタントの割合が高い
課 題
  • 練習時間を増やすため営業時間内に練習出来るように教育カリキュラムを見直す
具体的対策
  • チーフが教育担当者となり各人の教育をする
  • アシスタントを早期にスタイリストにデビューさせる為にモデルハントを全員で行う

資金計画

問 題
  • 内装・器具が10年たっており改装をすることが必要だが改装資金がない
課 題
  • 改装計画を立てる
具体的対策
  • 銀行の担当者と打ち合わせをする
(1)
期間(いつまでに)と目標(どこまで)を立てましょう!
ポイントは3つあります。
(ア)
期間と目標をスタッフと共有することを意識しましょう
「誰が」「何を」「どれだけ」「いつまでに」という行動計画を作成し、スタッフと共有できるようにしましょう
また、毎月の会議で報告するなど進捗状況の確認と当初の計画の点検修正を出来る仕組みを作り、決めた期日に遅れず目標を達成できるようコントロールすることが大切です。
(イ)
一旦決めた計画は達成へ向けてリーダーシップを発揮しましょう
目標達成にはスタッフみんなが同じ方向に向かっていく必要があり、そのためにはオーナーの思いが誰にでも理解できるように、計画を発信する機会をつくることが大切です。
(ウ)
成果を現場のモチベーション向上につなげましょう
個人ごとに役割を与えその成果について給与の成果報酬制度の導入を考えてみることも一つの手段です。
既に導入している場合は、計画の目標と、スタッフ個人の利益が合致するように給与システムが機能しているか見直してみることはいかがでしょうか?

(ア)~(ウ)についてスタッフを巻き込むことで、計画倒れすることを防ぐことにつながります。

サロンの計数管理は 税理士法人西川会計 へご相談下さい。

税理士法人 西川会計 プロフィール

サロン経営のプロとしてサロン業界の発展とともに歩んできた、税理士法人西川会計。
事業計画書の作成や開業資金の調達・開業準備のポイントなどサロン経営に 40 年携わってきた実績とノウハウ武器に、サロンの商売繁盛をサポートいたします。

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