サロン店経営のヒント

ネイルサロン
ネイルサロンでリピート客を獲得するために提供すべき「価値」とは?

金額≦価値でないとお店は選ばれない

ネイルサロンは施術者1名、マンションの一室でも開業できることから、開業希望者が後を絶ちません。一方、あまり事前準備をしないままにネイルサロンを開業してしまったがために、開業後の集客がうまくいかず、すぐに廃業せざるを得ない方も多いようです。

ネイルサロンの安定経営を実現するために大切なことは、新規のお客様の獲得以上に、そのお客様にリピート客になっていただくための準備と努力を継続することだと言えます。ネイルサロンに限らず、商売をする際には

お客様にお支払いただく金額 ≦ お店が提供する価値

とならなければ、お客様に選ばれる店舗にはなり得ません。これは、単純にサービスの提供金額を下げましょう、ということではありませんのでご注意ください。

例えば、新規のお客様を呼び込もうと「当ネイルサロンを初めてご利用のお客様は1,000円でジェルネイルを施術します!」と格安の広告を入れたとしましょう。他店よりも格安の金額に惹かれてお客様が来店されたとしても、多くの新規客に対応するために施術や接客接遇が雑になってしまったり、施術後1週間以内に何本も爪が剥がれてしまったとしたらどうでしょうか?ご来店前に「安いからあのネイルサロンに行ってみよう!」と期待をされていたお客様にとっては、 1,000円 ≧ お店が提供する価値 となってしまい、満足度どころか不満足度が非常に高い結果となってしまいます。もちろん、これではこの新規のお客様がリピート客になっていただけることは期待できませんね。
間違っても「1,000円にしてあげてるんだから、無理を言わないでよ!」などという感覚は持たないようにしましょう。

自店が提供できる価値とは?

ネイルサロンの集客数を増やすためには、
・当店はどのようなお客様層をメインターゲットにするのか?
・そのお客様に対して当店が提供できる「価値」はどのようなものなのか?
を徹底的に考えられることをおすすめします。

メインターゲットのお客様層を検討する際には、「近所に女子大学があるので女子大生がメインターゲット」と安易に考えないようにしましょう。女子大生はあなたのネイルサロンがある街以外のエリアから大学に通っていて定期を持っています。通学途中に途中下車をしても余計な電車賃がかからないこともあり、大学近くのネイルサロンに通わなければならない理由があまりありません。また、流行に敏感かつ浮気性のため、すぐに「最先端の○○」を導入しているお店などに鞍替えをされてしまうことも多いと言えます。

一方、例えば「店舗近隣に住んでいて、お子さんが高校生以上の40代の主婦」をメインターゲットに設定してみてください。毎朝のお弁当作りもしなくて良くなり、ご自身のために時間とお金を遣えるようになっている世代です。奥様同士のランチ会などで「あれ、〇〇さんネイルしてる。どこでやってるの?私も久しぶりにネイルしてみたくなった」などの会話も多くされていることでしょう。

そんな奥様に対して店が提供できる価値は、単純にデザインがかわいいネイルを施術することだけでなく、
・「近所でガソリンが安いスタンド」や「ランチ会で使える飲食店」などの情報提供
・マンションの一室で開業している点をメリットに転換し、「スッピン普段着でも来店に全く問題なし」という安心感の提供
・フィンガーのみならずフットやヘッドマッサージの無料提供
など、「ネイル以外」のことに関する情報やサービスを付加することで、高まっていくはずです。このような付加価値を提供すれば、「あのネイルサロンは値段は特に安くないけど、色々な点で良い」と選び続けていただけるようになることでしょう。

もちろん、乳幼児の子育て世代に対して「お子様を連れて来られても全く問題がないどころかウェルカム」だということを訴求したり、「お子さんへの勉強の教え方をお伝えします」というメリットを訴求することも良いでしょう。

最も間違ってはいけないのが、「お客様はサービスの提供金額を下げれば来店してくださるだろう」という安直な考え方と、「安い金額でサービス提供しているのだから、これくらいの品質でも文句は言われないだろう」という勘違いです。

ネイルサロンを経営されている方は、いかにして「お客様にお支払いただく金額 ≦ お店が提供する価値」を実現するか、をしっかりと考えてみてくださいね。

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