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導入事例

タワーレコード様

所在地:東京都渋谷区(本店) 業種:小売業 ウェブサイト 導入機種:IT-G500 3台

▲タワーレコード渋谷店

拡大するインバウンド需要の取り込みに、
IT-G500を活用した免税システムが貢献。

音楽・映像ソフトの販売店として、日本屈指の規模を誇るタワーレコード。「NO MUSIC, NO LIFE.」というキャッチコピーはあまりにも有名だ。現在、全国に86店舗を展開し、CD・DVD・書籍などの商品を取り扱う他、カフェの運営も手掛けている。そのような中、渋谷店をはじめとした大型店では外国人観光客の来店も多いという。そこで同店では、2015年10月にカシオのハンディターミナルIT-G500を活用した免税システムを導入。インバウンド対策への本格対応に向けて取り組んでいる。

最小限のシステムとコストで、インバウンド対策を支援

訪日外国人が年々増加するなか、外国人観光客向けの消費税免税制度が改正されたことを受け、タワーレコードでは2015年10月より免税サービスをスタート。免税システム用の端末に、カシオのハンディターミナルIT-G500を採用し、一般型の免税店として自店舗内で免税手続きを行うための環境を整備。加熱するインバウンド需要の取り込みに向けて本格的に乗り出した。その導入の経緯について、情報システムの推進を担当する片桐真理子氏はこう語る。

「免税サービスを実施する店舗は、渋谷店、新宿店、難波店の3店舗。免税専用カウンターを各店に1箇所ずつ新設し、免税書類の発行から精算までのオペレーションを行います。先行導入店舗での利用状況を見て、他店舗へ展開していく予定です。」

免税システムについては、各社から様々なハード、ソフトが出されている。それぞれ長所短所があり、店舗スタイルにあったシステムを選ぶのは一筋縄ではいかない。タワーレコードでも、初の試みということもあって、当初は実績のある大手ベンダーとの契約も視野に入れていたという。しかし、店舗での免税販売の取引規模が見えない中での導入となるため、既存のPOSシステムは改修せず、スタンドアロンでの運用が最適と判断。そのような状況の中で出合ったのが、カシオが提案するシステムだった。

▲ITサービス本部 情報システム2部
部長 片桐真理子氏

「まず、機器の構成が非常にシンプルであること。パスポート情報を読み取るハンディターミナル、免税書類を発行するレシートプリンタ。基本的にこれだけあれば、免税販売に対応したシステムが構築できます。そのため、サービス運用にかかる費用も、機器の設置に必要なイニシャルコストだけ。システム保守料やクラウド使用料などのランニングコストに頭を悩まされることもありません。また、利用ごとに発生する手数料も不要なため、消費税分を全額免税することができ、お客様に対するメリットもあります。」

効率的な免税書類の作成に、IT-G500の優れた読み取り機能が効果を発揮

さらに、採用の決め手となったのが、システムの中核を担うIT-G500のパスポート読み取り機能だ。免税手続きを行う際には、購入履歴やパスポート情報を記入した書類の発行が必要となる。複写式の用紙に手書きで記入するのは手間も時間もかかってしまうが、IT-G500ならパスポートで多く使用されているOCR-Bフォントの読み取りが可能(オプションのライブラリが必要)。氏名、国籍、生年月日、旅券番号などの情報を瞬時に読み取り、規定の書式に自動入力。購入記録や誓約書などの免税書類を効率的に作成できる。

▲IT-G500

「ガンタイプのスキャナや磁気リーダーも試してみましたが、正確性、確実性の面でIT-G500の読み取り能力は群を抜いていました。PDAタイプなので、読み取ったデータを、その場ですぐに確認できるのもいいですね。また、ハンディターミナルのソフトウェアに精算機能が搭載されているため現金管理にも役立ちます。免税販売に必要な機器が揃った簡単キットのような感覚で、導入から運用まで手軽に対応できるので、これから多店舗展開する際にも重宝しそうです。」

円安や東京オリンピック開催などを背景に、今後さらなる伸びが予想されるインバウンド需要。IT-G500の活躍の場はますます広がりそうだ。


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